JimdoFreeからJimdoProに切り替えた。正直、私の場合、有料プランに切り替えなければならない必要性はあまりない。それなのに何故、有料版に変更したのかというとJimdoがよくできているからだ。今後も進化して欲しいと願っている。だから、応援の意味で有料版に切り替えた。
今回、初めてホームページを作成したが、サポートは一切利用していない。ネットのレッスンビデオとマニュアルや解説の助けだけで特に問題もなく、ホームページを作成することができた。作成やメンテナンスで致命的なエラーが発生することもなかった。
サポートのこと
正直、サポートについては最初から期待していなかった。それは、Jimdoに限らず、最近の企業側のサポートについて日頃から疑問に思っているからだ。パソコン等のIT機器に限らず、最近は、問合せは、機械を使った自動応答システムか、メールが一般的で、マニュアルも紙ベースのものは少なく、アップルの製品に至っては、周辺機などはマニュアル自体が無きに等しい。
しかも、日本語版が存在しないものも多い。購入者は、サポートコストの削減により、安い商品を購入できるメリットがあるかもしれないが、現在はサポートと言えないお粗末なサービスがあまりに横行しているように思う。
やっと電話がつながっても担当者が相談者の質問にろくに答えられないことが多い。最終的に満足な回答(対応ではない)すら得られず、時間の無駄に終わることも多い。Jimdoについてサポートの利用の必要があまりなかったのは、サードパーティー作成のレッスンビデオや解説がわかりやすく充実していることが一つの理由としてあると思う。
しかし、一番大きな理由はシステムがシンプルで分かり易いことだと思う。用意されたテンプレートを利用することで個人が作成するホームページとしては十分満足できるものが短時間で作成できる。
メンテナンスのこと
メンテナンスも慣れるとワープロより楽だ。何故なら、現在のワープロソフトのようなてんこ盛りの機能はなく、必要にして十分な機能に限定されているからだ。無論、ある程度、凝ったものを作れる余地は残されているが、私は、基本機能以外、最初から使うつもりはなかった。
それは、自由度とメンテナンス性は、トレードオフの関係にあるからだ。Jimdoはテンプレートを使ったパターン化によりホームページの作成とメンテナンスの時間短縮を実現しており、Jimdoのいいところはそのシンプル性にある。
私は、普段iPadminiをよく利用する。それは、情報を見る、探すという面では、場所を選ばない情報へのアクセス性でパソコンより便利だからだ。時々は、Macも使う。しかし、何かを作ろうとする場合は、アップルの製品を使うことはほとんどない。何故なら、アップルのソフトは、ブラックボックスだからだ。
例えば、Macの場合、不具合が生じて、インストールしたソフトを削除しようとするととたんに困ってしまう。アプリをゴミ箱に入れるだけだが、アプリに関連したすべてのソフトが削除できない場合がある。だから私は、アップル製品のアプリは、基本的にアップルストアからダウンロードしたものしか使わないようにしている。Jimdoは、アップルストアからダウンロードできるので、もし、MacでJimdoのメンテナンスするとしても問題はない。
そして、Jimdo自体は、ユーザー側から見たときは、シンプルで見通しのよいアプリだ。慣れてJimdoの機能が理解できるようになれば、機能の組合せで考えていたことの大半は実現できるように思う。どうしても細かい調整をしたければ、Web言語を利用することで対応可能だ。しかし、細かい調整はメンテナンスの手間が増えることになる。
私は、文章の作成でも無用な改行やインデントなどの編集機能も極力使わない。こうした機能を使うとスマートフォンでの表示が崩れる原因になるからだ。無論、スマートフォンでPC表示するなら問題ないが、PC表示の場合、文字が小さく、とても見づらいものとなる。ただし、iPadmini程度の大きさの画面ならPC表示でも問題ない。
作成したホームページのスマートフォン表示がJimdoで簡単に実現できているのは、テンプレートの利用によるところが大きい。そして、なるべくスマートフォン表示が崩れる原因になる編集機能を使わないこともポイントだ。私が使うのは、字下げ、そして読み易くするために文章間にスペースを入れるときの改行だけに留めている。これだけで十分読み易さが確保でき、メンテナンスが格段に楽になる。
文章の体裁にこだわるより写真(画像)を使い、文章のイメージに合った画像を入れる方がいいように思う。使うなら「写真付き文章」機能の方がスマートフォン表示に向いている。画像の単独使用の場合、カラム機能(コンテンツを横に並べて表示する機能)を使っても、スマートフォン表示にしたときには画面一杯にそれぞれの画像が表示されてしまうので注意が必要だ。