昨夜、テレビ東京の「ソロモン流」で屋久島の古民家を移築して造られた宿が紹介されていた。部屋には、テレビも電話もなく、「宿の親父」である岩川健さんは、番組の中で宿は観光のためでなく、保養のための場所として造ったと語っていた。
50歳で脱サラして宿を始めた理由が、生まれ故郷の人口減少だという。このままでは、故郷がなくなってしまうという危機感を持っていたと語っていた。20年以上も前に人口減少を憂えて宿を始めた発想に他人(ひと)とは違う感性と行動力を感じる。
やはり、ビジョンがあれば、他人(ひと)と違うことを恐れず、自分の信じたことをやり遂げる力を人は持っているのだと思う。番組を見終わって、日本に必要なのは、こうした他人(ひと)と違うことを恐れず、自分の信じるビジョンを実践できる人たちではないだろうかと改めて思った。もう、先送りは止めよう。いつか、「送陽邸」を訪れてみたい。
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