『若者はなぜ「決めつける」のか』(長山靖生/著、筑摩書房/刊)は、1990年代から2010年代までの若者の変遷を追った一冊です。著者の長山さんは1962年生まれの「新人類」世代。タイトルを見たとき、私、学生ライターの石井は「また若者を叩く新書が出たのか」とため息まじりにページをめくりました。
しかし、そこにあったのは、若者を非難するのではなく、右肩下がりの社会の中でどうやってサバイバルしていくべきかを一緒になって考える姿勢でした。(記事抜粋)
(新刊JP編集部/石井結)
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