前回報告したとおり、メモリの負荷を減らすために、不要なアプリを削除し、スタートアップでWindows10が起動するときに同時に立ち上がるアプリを削減することで東芝のDynabook RX1のスクリプトエラーは頻発することはなくなったが、それでもときどきPCの利用に差し支えない程度のスクリプトエラーは発生する。
EdgeとChromeではやはり発生しない。それでタスクマネージャーでInternet Explorer、Edge、Chromeのそれぞれを起動したときのメモリ消費量をチェックしてみた。やはりというか、Internet Explorerのメモリ消費量が圧倒的に大きい。消費量には波があるが、大きいときは200MB近くになることがある。
しかしメモリだけの問題ではないように思う。何故なら、8GBのメモリを積んだPCでも稀にスクリプトエラーが発生することがあるからだ。どうもflash playerとも関係があるようだ。よく使うUSENの回線スピード計測サイトでスクリプトエラーの発生頻度が高いからだ。このサイトは、flash player必須のサイトでflash playerがインストールされていない場合は、flash playerをインストールすることが促される。
ネットで検索してみたらやはり関連を言及しているユーザーがいる。「インターネットオプション→プログラム→アドオンの管理→ツールバーと拡張機能でshockwave Flash Objectを有効から無効にすると発生しません。ただ、こうするとadobe flash playerが使えません。」と報告している。
👉インターネットエクスプローラーでadobe flash playerを使用するとスクリプトエラーが発生します。
一方で、最もポピュラーだと思われる方法でスクリプトエラーが改善したユーザーもいる。閲覧履歴、インターネット一時ファイル、Cookieの3つを削除する方法だ。
ただ、スクリプトエラーがInternet Explorer固有の問題であることは間違いないように思う。マイクロソフトがユーザー囲い込み対策としてOSやブラウザに他社と競合する機能を詰め込み過ぎたのが原因ではないだろうか。高機能化によりOSのメモリ消費量も肥大化し、その結果としてスクリプトエラーが発生しているのではないだろうか。
私は、検索エンジンはGoogleを使いたいし、PDFの閲覧には汎用性が高いAdobe Acrobat Readerを使いたい。flash playerはOSに組み込まず、インストールするかしないかはユーザーの判断に任せて欲しいと思う。軽くて自由度と実用性に特化したOSに磨きをかけて欲しい。趣味の分野はアップルに任せたらどうだろうか。供給サイドの都合だけを優先すれば、やがてユーザーは離れていくことになる。
実務では、アップルの製品はいらないように思う。それどころか便利さだけが優先されがちな情報消費型の機能は実務では、邪魔ですらあるように思う。どうしてもアップルと競争して優位に立ちたいなら、情報消費型に特化した製品を別途開発して戦ったらどうだろうか。
私は、Windows10をインストールするとスタート画面のストアアプリを真っ先にすべて削除している。Windows8を使い始めた頃は、興味本位でいくつかのストアアプリをインストールして使っていたことがあるが、どれも実用性が低いためしばらくしてすべて削除してしまった。スタート画面は、使用頻度のそれ程高くないアプリのランチャーとして使っている。
iPadやiPodも持っているが、こちらも最初こそいろいろなアプリをインストールして使っていたが、パソコンの代わりにはならないのでもっぱら外出先でのネット閲覧に使っている。私はスマホを持っていない。携帯はガラケーを音声通話オンリーで使っている。従ってLINEもfacebookも使ったことがないし、今後も使うつもりがない。
最近は、iPadのアプリはほとんど使っていないが、しょっちゅうアプリの更新があり、うんざりしている。インストールしたアップリの数が多いため、更新プログラムのインストールだけでもかなり時間がかかる。iPadを使う時間よりおそらくアプリを更新する時間の方が長いと思う。これも本末転倒だろう。
あれば便利はやがてゴミになるだけだ。限られたモノを有効に使うことが限られた資源を大切にすることにつながると思う。経済の拡大だけを是とした政策はもう止めたらどうだろうか。私は、給料や年金が下がっても地道な生活ができればそれでいいと思う。地球の資源や市場は無限ではない。永遠に経済規模が拡大していくことなどあり得ない。縮小均衡のどこが悪いと強欲で傲慢な大企業の経営者や政治家に言いたい気持ちだ。 おしまい
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