これは幻聴の話ではない。三菱自動車や東芝の不祥事、辞任した甘利大臣の問題、最近は舛添都知事の公私混同振りの公金流用等々のろくでなしたちのニュースが日々流れている。そして、ホリエモンや橋下氏の相変わらずの悪態ツィートがネットに踊っている。衆参同日選を見越して甘利氏の地元秘書が挨拶回りを始めていると伝えられているが、国会で説明をしない人を自民党は公認するのだろうか?
👉国会サボリの甘利氏も真っ青 地元で“落選させる会”が発足~「甘利さんは同日選を予想し今、選挙区内の支援者らに釈明文をせっせと送っています。地元秘書も『選挙になればよろしく』なんて挨拶回りを始めています」(神奈川・大和市市民)
👉舛添要一都知事の亡き姉の予言「いつか要一は手痛いしっぺ返しを食らう」~「掛け軸も政治資金で購入されてたりしたら目も当てられません。みみっちいと言うか、あれがあの人の本質やったんかな。厚労大臣のときはSP5人に若松警察署長まで連れて嬉しそうに来てましたけどね。河伯洞だよりも今月から送るのやめます」
世の中、本当に尊敬できる人がいなくなりつつある。少なくとも政治や経営のトップたちは、ろくでなしばかりのように思う。アメリカのトランプ氏を批判しているが、トランプ氏の言動は、ホリエモンや橋下氏の言動と変わらないように思う。
社会の中で不公平感を持つ層が増えるとどの国の国民も現状を打破してくれるリーダーを求めるのだろうか。破壊的な言動の方が人々の心に響くのだろう。中身のない刹那的なメッセージに不満の解消を求めているように思う。
👉貧乏人やバカは死ぬ日本…奨学金を返せず自衛隊入隊→戦地派遣が現実的に…~赤木氏は、東京帝国大学出身の政治学者、丸山眞男が二等兵として召集され、小学校しか出ていない一等兵に執拗にイジメ抜かれたことを引用し、「そんなことができるのは社会が流動化する戦争しかない。一方的にイジメ抜かれる私たちにとっての戦争とは、現状をひっくり返して丸山眞男の横っ面をひっぱたける立場に立てるかもしれないという、まさに希望の光なのだ」と書いた。
しかし、メッセージを発している人たちは、ほとんどの場合、利己的な目的を持って行動していることに気づくべきだと思う。私は、今、小田嶋隆氏の「超・反知性主義入門」という本を読みかけており、その読みかけのさ中にこのブログを書いている。
この本は、日経ビジネスオンラインに掲載された筆者のコラムを1冊の本としてまとめたものだが、現在の状況を鋭く突いている記事が多く、面白い。この本を購入するきっかけも日経ビジネスオンラインの筆者のコラムを読んだことだ。
本書の中の「美しいニッポンの本音」という記事を読んで私のもやもやした気持ちに筆者の「本音」が伝わってきた。悪態をつく人々のことについて言い当てている。
『彼らは「本音」が、まさに「本音」であること自体によって免罪されるはずのものだということを、強烈に信じ込んでいる。』
『てなわけで、善悪や正邪とは別に、「本音」と「建前」という座標軸が現れた時、無条件に「本音」を神聖視する考え方が力を持つに至る。と、ここにおいて、「露悪的な人間ほど信用できる」という倒錯が生じる。つまり、より残酷で、より差別的で、より無遠慮で、より助平で、より欲望丸出しなご意見を申し述べる人間だけが「本当のことを言う人」として信用される…』
こういう解釈をすると橋下氏やホリエモン、そして次期大統領候補の可能性が高くなっているトランプ氏を支持する人々がいる理由がわかるように思う。
私は、ツイッターやフェイスブックを使っていないし、今後も使うつもりはない。あわせて、LINEも使うことはないだろう。こうしたツールへの依存は、精神的な安定にはマイナスのように思う。それでなくても同調圧に弱い日本人には、向いていない道具のように思う。
プライベートな情報を不特定多数の人々の前に晒すリスクも考えるべきだ。犯罪や誹謗中傷のターゲットにされる可能性がある。無論、報道機関だけでは、実際の情報が得にくい災害情報等については、ツイッターの効果を私も認識している。道具は、どう使うかが一番大切だ。家の料理包丁だって使い方次第では、りっぱな凶器になる。
ツイートで私が最もうざいと感じるのは、NHKの番組の画面の下に流れる、ツイートだ。多種多様な視聴者の意見を流さねばならないNHKということだろうか。反面、番組を批判されたときに視聴者の多様な意見を反映させるための仕組みを作っているという言い逃れ用の演出ということはないだろうか。
まあ、実態はNHKの民放並みの視聴率対策なのかもしれない。最近のNHKのバラエティ番組を見ているとチャンネルを間違えたのか思う内容のものが多い。家内もときどき「これNHKなの」というくらいだ。かと言って取捨選択してからまともと思われるツイートだけ流すなら、それは都合のいい情報だけを流す検閲行為になってしまう。
思いつきだけで投稿される短文のツイートは、YesかNoかの投票とあまり変わらない。それなら、最初からネットで賛否を問うスタイルの方が公平なように思う。「本音」主義者の露悪的な投稿は私には不快に感じられる。
討論番組でFaxやインターネットで視聴者から意見を募るのと番組の画面の下にテロップのように常時流れるツイートは根本的に異なると思う。ツイートが気になり肝心の放送の内容が頭に入って来ないことがある。
ツイートやLINEで心がつながっていると感じる人がいるならそれは勘違いだと思う。うそをついている可能性が高い。普段、人相や印象から馬が合わないだろうなと思っていても実際に話してみると意外とそうでもないことが多い。印象だけでは人は分からない。安倍首相のように印象操作をする人間には特に注意が必要だ。
しかし、最近のテレビは本当につまらない。どの局に合わせても同じような安普請のバラエティ番組ばかりだ。テレビタレントの雇用を確保するための番組作りなのではないかと疑いたくなる。
私は、昨年の安保法制騒動以降、4と8は見てないし、12は「ガイアの夜明け」や「カンブリ宮殿」は見ても「WBS」は見ない。だから見るチャンネルも限られている。8については、必ずしも安保法制の問題だけでなく、最近は見たい番組がないのでもともと見ていなかった。
しかし、この4月以降は、どの局のニュース番組も劣化しつつあり、最近は、夜はテレビを消して静かな夕食を家内と囲むことが多い。ある意味では、忘れていたテレビのない静かな時間の有り難さを思い出させてくれたことに感謝せねばならない。
パソコンは使っているが、iPadは最近、ほとんど使っていない。アプリの更新が中心でアプリ自体はほとんど使ってもいない。私は、スマホを持っていないので、以前は外出時にモバイルルーターとiPad miniを持っていくことが多かったが、最近はたまにしか持ち歩かない。
👉ユーザーの4人に1人は、アプリの利用1回で離脱している~App Storeの初期にあったゴールドラッシュは姿を消し、アプリで利益を稼ぐのが難しくなっている。
荷物になるということもあるが、正直なところ飽きてしまった部分もある。さらに出先で見たいような情報があまりないということもある。不便を感じるのは、電車の時間を調べるときくらいだ。要は、テレビもネットもコンテンツが劣化してきていると感じる。正直、どのメディアが生き残ろうが、視聴者には関係ない話だ。視聴率、検索数を追えば追うほどコンテンツは二の次になり、気が付いたら誰もいなかったということになるのがオチのように思う。
新聞が軽減税率の適用を受けたところで購読者離れは今後も進んで行くように思う。コンテンツの面白くない情報媒体を誰が買いたいと思うだろうか。私は、最近、スポーツクラブに行ったときやコメダ珈琲店に寄ったときに置いてある新聞を意識して読み比べるが、一紙読む(見る?)のに5分も時間が持たない。知る権利を理由に新聞の重要性を唱えても馬の耳に念仏のようだ。
NHKで「日本会議」という団体を取り上げた報道番組を見ていたときに画面の奥の方に「朝日は読まない、買わない」と書かれたプラカードを持った老人が写っていた。しかし、心配しなくても今のまま行けば、朝日に限らず、読売や産経を含めた新聞は、現在の老人がいなくなれば、昔懐かしい貸本業界のように想い出に変わるときが来るだろう。無論、プラカードを持っていた老人たちもいなくなる。憲法改正の中心になっているのは、若者でなく、この世の亡霊のような老人たちのようだ。
👉なぜ都庁記者クラブの記者たちは「舛添都知事」の悪事に気づかなかったのか~舛添問題をはじめとして、政治や行政のスキャンダル第一報が新聞から出にくくなっているのは、記者クラブを接点とした馴れ合いが、権力の不正を監視して暴くための「軋轢を覚悟した積極的な取材」を内側から蝕み、阻んでいるからである。
ああ聞こえる越地吹雪の唄声が…。「ろくでなし」というフレーズだけが耳に残る。
古いこの酒場で
たくさん飲んだから
古い思い出はボヤけたきたらしい
私は恋人に捨てられてしまった
人はこの私をふだつきと云うから
ろくでなし ろくでなし!
なんてひどい アーウィ
云い方
(訳詞は岩谷時子、あの「雪が降る」を手がけアダモ自身の作詞・作曲)
ところで最近、よく女性が輝くというフレーズが使われるが、私が輝く女性と問われて頭に浮かぶのは、吉永小百合や森光子、そして八千草薫だろうか。どういうわけか若い女性や女性経営者の顔は浮かばない。まして女性国会議員などついぞ浮かんだことがない。
もし敢えて挙げるなら昨日、リオデジャネイロ五輪出場権を獲得した女子バレーの選手たちだろうか。だけど現在のオリンピックを美化する気持ちは一切ない。 おしまい
(追記1)
三十六計逃げるに如かず
なんともいいタイミングで東京地検特捜部が「甘利氏と元秘書ら2人の計3人を不起訴処分(嫌疑不十分)」としたとさ!国会を欠席して「逃亡者」のように追及を逃れ逃れて会期末前日に不起訴が決まり、甘利氏はやれやれと胸をなでおろしているのだろうか。
テレビドラマの「逃亡者」は無実の罪を晴らすために真犯人を求めて放浪の旅をし続けたが、甘利氏は、不眠症で自宅で悶々としていたのだろうか。真犯人の「片腕の男」を追い求めて彷徨う主人公のリチャード・キンブルの名前とあの哀愁に満ちた顔はいまだに忘れられない。
一方、甘利氏の名前や顔を、私は一日も早く記憶から消し去りたいと思っている。その点だけは、自民党政権と意見が一致している。ただし、私は、政治家としてその名前と顔を二度と見たくないと思っているのであって、安倍総理の思いとは真逆だ。
👉“真っ黒”な甘利明を検察はなぜ「不起訴」にしたのか? 官邸と癒着した法務省幹部の“捜査潰し”全内幕~地検幹部は捜査現場に対して「参院選に影響が出ないように、投票日の1カ月前までには白黒をつけろ」とプレッシャーをかけてきたという。
👉舛添氏辞任で政界の風向き変わりソワソワする人たち~自民党関係者は「間違いなく甘利明氏は救われていますよ。不起訴になって政治活動に復帰したときにちょっと騒がれましたけど、それで済んだ。その後の調査がどうなったかあいまいなままです」と話した。
逃げるが勝ちというのもある
確か、辞任会見のときに「今回の週刊誌報道以降、私は自らの記憶をたどり事実関係の確認を行い、しかるべきときにしっかりと説明責任を果たしたいと申し上げてまいりました。具体的には自らの記憶をたどるとともに、本件記事を受けまして、事務所において客観的な立場から事実関係を確認してもらうため、当事務所とは今までまったく関係のない弁護士に調査を依頼しました。
この弁護士は東京地検特捜部の経験を有する、元検事の経歴を持っておられる人物であります。なお公正な調査を担保するため、私は調査を担当した弁護士とは一切接触をしておりません。」と釈明していたが、舛添都知事も不起訴処分を狙っているのだろうか。
安倍総理がよく法の支配という言葉を口にするが、議員を縛るための法律は穴の開いた補虫網のようだ。網から逃れた蛾はいつまで経っても捕まらず、世襲する幼虫が脱皮して成虫になるまでしぶとく生き残る。面の皮の厚いろくでなしだけが大手を振る。裸の王様にうんざりしているのは,
私だけだろうか。
👉それでも舛添氏が都知事を辞めない4つの理由~今回の問題を契機として、繰り返される「政治とカネ」の問題の抜本的な解決が望まれる。ただし大部分の政治家は、自分たちにとって都合の悪い改革に消極的なので、政治資金規正法が改正される可能性は低いというのが現実だろう。
👉舛添知事は生け贄? 室井佑月「だからなにも変わらない」~石原さんにはなんにもいえなくて、舛添さんは叩きやすいっていう話なら、メディアの正義ほど当てにならないものはない。
👉舛添「ケ知事」でも刑事責任問われない理由…政治資金を何にでも使える日本の政治家~スクープした週刊誌の「週刊文春」(文藝春秋)はよしとして、新聞・テレビはただの後追いであり、視聴率が取れるとわかると連日バッシングを続けたが、ちょっと度が過ぎていたようだ。池に落ちた子犬が溺れ死ぬまで見ている感じだった。記者会見で「どうしたら辞めるのか」という質問をした記者に、マスコミの本質を見た感じだ。
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(この記事についての私のコメント)連日のように一番バッシング記事を書いていたのは、安倍政権の広報紙、産経新聞だったのではないだろうか。オリンピックの新国立競技場問題で実質的に更迭された前文部科学大臣の総裁特別補佐下村氏(更迭されても総裁特別補佐?)がここぞとばかりに舛添氏の辞任に触れるような発言をしていたのが印象的だ。遺恨でもあるのだろうか?ついでに言えば、この記事を書いた高橋洋一氏を私は信用していないが、今回の記事については異論はない。ちなみに、以下の記事を見れば、産経新聞がどういう体質のメディアかわかる。
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👉産経ニュース「サクラ報道」は当事者に取材せず 記事削除し謝罪~問題の記事は、16日午後6時55分に配信された「TBS番組『街の声』の20代女性がピースボートスタッフに酷似していた?! 『さくらじゃないか』との声続出」という記事。
(追記2)
立ち眩みがしそうだ
あまりと言えばあまりだ。国民の方が睡眠障害になりそうだ。大臣室でお金をもらってもお咎めなしだそうだ。国民の常識と政治家の常識はかけ離れているようだ。
普通の人なら治癒に数年はかかるだろう睡眠障害を短期間に克服した努力と使命感に頭が下がる思いだ。ブラック企業と違い、同僚と上司の温かいサポートで職場復帰できる自民党は安心して働ける職場のようだ。
舛添都知事も睡眠障害になる前にすこし安静をとるべきではないだろうか。みんなにあれだけいじめられても一生懸命に説明責任を果たそうとしているのだから、目をつぶってあげたらどうだろうか。お金をもらったわけでもないのだから…。それとも税金だから許せないのだろうか。あるいは、金持ちの金銭感覚に腹が立つのだろうか。本人は訂正すれば済む程度のことだと考えているのだろう。
嫌疑不十分というのは、潔白という意味ではないと思うのだが…。
👉検察に期待せず検察審査会が甘利前大臣を起訴せよ 検察の不起訴理由は理解不能、裁判官が本当の判断をすべきだ
👉【舛添氏公私混同疑惑】佐々木弁護士は小渕優子氏側の政治資金事件も担当
(追記3)
違法じゃないじゃん…
舛添氏が辞任したときの次の都知事に橋下氏を候補に挙げる記事がネットに散見されるが、舛添都知事と橋下氏の考え方にはそんなに差がないように思う。ただし、橋下氏が舛添都知事のような節約行為?をするとは私は思っていないが…。以前、ブログで私は、以下のように書いた。
『脱法行為は許されるという考えがあり、もし、脱法行為を止めさせたければ法律で取り締まればいいという考えがあるようだ。ウィキペディアには、「まっとう勝負」という著書の中で橋下氏が次のように述べていることが指摘されている。
「ルールをかいくぐるアイディアを絞り出すことこそ、いまの日本にとって一番必要なんじゃないか!」、「明確なルールのみが行動の基準であって、明確なルールによる規制がない限りは何をやっても構わない」、「ルールの隙を突いた者が賞賛されるような日本にならないと、これからの国際社会は乗り切れない」』と。(過去のブログの記事より)
👉おおさか維新が政党交付金をダミー団体にプールし国庫への返還逃れ!? 橋下は「国に返す」と宣言していたのに
舛添氏が確信犯だとすれば、公私混同は違法じゃないからありのままに記載すればいいのだと考えていたのかもしれない。じゃなければ、クレヨンしんちゃんの購入費を堂々と政治資金として処理するとは考えにくい。最初から指摘されたら、間違いましたと訂正するつもりだったのだろう。
うそさえつかなければ、政治資金規正法や政党助成法に触れないから受け取ったお金は政治資金という名目でどのように使っても構わないというのが政治家の常識ではないのだろうか。麻生太郎財務大臣のお金の使い方も世間の常識からすれば相当ずれているのに追及する声は、大きくならない。違法はまずいが、不適切な部分を指摘されたら訂正すればいいだけじゃんというのが常識なのだろう。
👉不適切でも「違法性なし」なぜ? 舛添氏の政治資金調査~弁護士が政治資金規正法や政党助成法に違反しないとしたのは、そもそも両法とも支出の内容の是非について規定がないからだ。収支報告書に、事実を書かなかったり、事実と異なる記載をしたりしていれば、「不記載」や「虚偽記載」として処罰の対象になり得る。だが、疑わしい支出でも正しく金額や支出先などを記載していれば、違法性を認定するのは相当にハードルが高い。
👉「残念な人」舛添都知事が連発した「違法性はないが不適切」、その「深い意味」とは?~同法の立法趣旨は不透明な資金の流れを防止するところにあるので、未記録や虚偽記載は違法であるが、漫画『クレヨンしんちゃん』の購入までご丁寧に記録している以上、どこにも違法性はないのである。調査報告で弁護士が「政治資金には明確な範囲がない以上、違法性はない」と何度も繰り返していたのは、そういうことだ。舛添氏は、この「違法性はない」という言葉をとにかく言わせたかったのだろう。「違法性がなければ、罪には問えないですよね?」というのが舛添氏のシナリオだったのである
👉舛添要一都知事より酷い? 麻生太郎氏の浮世離れした金銭感覚
○「政治資金で家族旅行」でも知事居座る詭弁屋・舛添氏、禁錮刑も…第三者調査に重大欠陥!~数々の疑惑のなかで唯一、違法性を問えるのは、このホテルでの会議費に関する項目。仮に会議が行われていなかったとすれば、政治資金収支報告書虚偽記載の罪となり、5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金を科せられることになる」
○舛添要一都知事証言の「出版社社長」は実在しない? “口裏合わせ工作”の動きを編集者が証言
(追記4)東電の第三者検証委員会にも舛添問題を担当した弁護士の佐々木氏の名前が!
舛添氏が第三者の目として調査を委託した弁護士の佐々木氏が、東電が設置した第三者検証委員会の委員を務めており、朝日新聞が「東電は問題の経緯や原因を検証する第三者委を3月に設置。田中委員長や元東京地検特捜部副部長の佐々木善三氏ら3人が、東電の社員ら60人に聞き取り調査した。」と報じている。
舛添氏の第三者の目とした弁護士と東電が設置した第三者検証委員会の委員の選任に誰か裏で動いていたのだろうか?
👉「炉心溶融」使わないよう社長が指示 東電の第三者委が報告書【福島第一原発事故】
👉第二次国会事故調で徹底した事故の検証を~この第三者検証委員会は東電が依頼した3人の弁護士から構成されている。その中には舛添都知事の「第三者調査会」のメンバーも入っている。弁護士は依頼者の利益を守るのが職業上の義務。とても「第三者」とはいえない。第三者検証委員会の委員長の田中泰久弁護士にきちんとした説明を求めたい。
👉「マムシの善三」、東電「第三者委員会」でも依頼者寄りの“推認”
👉スクープ都知事選! 自民都連の「女はダメだ」と「インチキ世論調査」 - 「ポスト舛添」東京都知事候補者選びの舞台裏
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