テレビの買換え
しばらくホームページの更新をお休みしていた。一つはテレビが異音を発し始めたため新しいテレビの導入のための情報収集と設置準備に時間を費やしていたためである。
最近まで我が家では液晶テレビではなく、ブラウン管のハイビジョンテレビを使っていた。ちょうどブラウン管から液晶に移行する端境期に購入したテレビだ。ネットで調べてみたら2004年5月下旬に発売された重さが57.1 キロもある32インチのハイビジョンテレビだった。
このテレビを購入した頃は、液晶テレビは、視野角が狭く、スポーツなどは残像が気になるレベルだったと思う。しかし最近の液晶テレビは応答速度が速く、視野角も広くなっており本当に性能が上がっていると思う。いずれにせよ、10年以上経ち、ブラウン管テレビの寿命が来たようなので液晶テレビに買換えることにした。
壁寄せスタンド
新しく購入した液晶テレビは、ソニー製の43インチの4Kテレビだ。テレビスタンドは、壁寄せスタンドというやつにした。道路に設置する看板のような構造でまるで壁掛けテレビのような感じでテレビを設置できる。高さも調整でき、我が家では立ち上がったときに画面の中心をちょっと見下ろす程度の高さに調節した。
テレビの価格も10万円台前半で手頃な値段で購入できた。古いテレビはリサイクル品として有料で回収してもらった。実は、書斎にもテレビではないが、あまり使っていない29インチの大型ブラウン管ディスプレイがあり、今回これも処分した。
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このディスプレイも55キロ以上ある代物だが、テレビではないので自治体が数百円で粗大ごみとして回収してくれた。リサイクル品として回収するときの10の1程の費用で回収してくれた。しかし、これもおかしな話だ、リビングのテレビとの違いは、チューナーが内蔵されているかいないかだけだ。回収に来た業者が、テレビでないことを私に確認してから回収して行った。国の制度にはこうしたおかしな基準が他にもいくらでもあるのだろう。
録画用にアマゾンで1万円程の2テラバイトのポータブルハードディスクも購入した。ブルーレイディスクにHDMIケーブル1本で接続したことで余計な音声端子コードが必要なくなり、配線もまとめてテレビスタンドの首の裏側に収納できるため、テレビ回りがすっきりした。しかし、テレビの音声が物足りなく感じたので手持ちのスピーカーに接続してカバーした。
壁寄せテレビスタンドの足元は塗装した鉄板だけなのでそれを覆うようにシンプルな背のないベンチ形の木製テレビ台も購入し、上に小型のスピーカーを設置し、中棚にブルーレイディスクとアンプを設置した。ちなみに、この木製のスタンドは、アウトレットの家具屋で探してきたものだ。
テレビスタンド探しには苦労したが、壁寄せスタンドにしたお陰で部屋の空き空間が拡がり、部屋が広くなったように感じる。おそらく壁に直接テレビを取り付けた場合は壁の補強が必要だっただろう。
壁寄せテレビスタンドを利用すれば、原状回復の義務があり、ねじで壁に薄型テレビを取り付けられない賃貸住宅でも壁付テレビの雰囲気が楽しめるように思う。画面が32インチから43インチになり、字幕の文字の判読に苦労することもなくなった。めでたしめでたしだ。私は、こうした部屋のレイアウトを考えるのが割と好きなので結局、苦労したと言いながら楽しんでいたのかもしれない。
問題は見たいテレビ番組がなくなりつつあることだ
しかし、最大の問題は、テレビを買換えても地上波は見たい番組が少なく、見るのはスポーツとNHK、TBS、朝日のニュースか一部のドキュメンタリー番組だけだ。最近4チャンネルと8チャネルは見る価値がないので一切見ていない。12チャンネルは「ガイアの夜明け」と「カンブリア宮殿」だけを見ている。
何も見たい番組がないときは、ポータブル音楽プレイヤーでハイレゾの音楽を部屋に流している。テレビもパソコンと同じでいいソフトがなければただの箱に過ぎない。まあ、画面が大きくなって占有スペースは小さくなくなっているのでそこで折り合いをつけることにしよう。そのうちにテレビが部屋のオブジェになっている日が来るのかもしれない。
一つ考え深かったのはテレビを最初に立ち上げたときにOSがアンドロイドだと分かったときだ。テレビが今やスマホと変わらないデジタル商品だと改めて気づいた。
減量に成功
ホームページの更新を中断していたもう一つの理由は、健康のための減量に忙しかったからだ。ここ数年、徐々におなか回りの脂肪が増え、それに合わせて体重が増えていた。加齢により代謝が落ちているのだから仕方がないと最近まで諦めていた。
幸い、服を着ているときは傍からはスリムに見えることもあり、まあいいかと考えていたが、昨年辺りからそれまで低かった血圧が高くなり、ちょっと危機感を持つようになっていた。そんなときに1日1食という記事を読み、チャレンジしてみる気になった。
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ただし、実践したのは1日1食ではなく、昼食抜きの1日1.5食だ。0.5食は、朝の食事がバナナと果物1品(キーウイとか、皮ごと食べられるブドウ等)にヨーグルトだけなので0.5食にカウントした。
夕食は、なるべく早く食べることにしている。早ければ4時半くらいから食べ始めることがある。外食するときは通しで営業している巣鴨の「ときわ食堂」辺りに行って早めの食事を心掛けている。
食事の他に週1回程度だったスポーツジムに行く回数を増やし、多いときは週4回行くことがある。それまでは、ジムで運動直後に体重を測るとせいぜい300グラム程度減ればいい方だった。その後に昼食をしっかり食べていたから次に測ると体重が前回より増えていることが多かった。今思えばジム通いは医者に運動の有無を聞かれたときの言い訳用だったように思う。
今回は、筋トレマシンは使わず、ランニングマシンで時速6キロ程のスピードで1時間弱走り、その後に水泳をするか、ランニングの前にヨガのスタジオレッスンを受けたりしている。週1回だけランニングの後にテニスもしている。
減量の効果が一番高かったは、ランニング後にテニスをしたときで1キロ以上体重が減っている日もある。7月の1か月間だけで4キロも減って正直驚いている。これまではダイエットをしながら心のどこかでどうせうまくいかないだろうという思いを抱いていたように思う。夕食は、量も質も従来と変わっていない。直近の計測では、減量を開始時から5キロ以上体重(脂肪?)が減っている。ノートパソコン2台分だ。
平均体重の根拠になっている、病気にかかりにくい理想的なBMI値(男性22、女性21)まで値が改善し、血圧も元に戻すことができた。血圧の上昇の原因が肥満であることが証明された形だ。
しかし、家内に言わせれば、減量前も減量後も私の顔には変化がないそうで、誰からも痩せましたかと尋ねられないのはちょっと残念だ。しかし、健康のために始めたのだからしょうがない。お陰で高いときは上が150を超えることもあった血圧は、減量後上が130未満、下が70前後の平常値で推移している。
医者から降圧剤を勧められるのは何としても避けたいという思いがあったから1.5食減量作戦が続けられているのだろう。そして、昼食を抜いても空腹を感じることもあまりなく、お茶を1杯飲めばたいてい大丈夫だ。ちょっと小腹がすいたときは3時頃に紅茶を飲みながらドライイチジク1個とスライスチーズ1枚を食べている。
最近は、お昼におにぎりを1個食べることがあるが、今のところリバウンドはしていない。しかし、理由があってここ1週間程ジムに行けないのが不安材料だ。だから、このブログを書くことができている訳でもあるのだが…。
結論から言うと一定の年齢を超えたら食事の量を減らすべきだということだろうか。加齢とともに新陳代謝が下がってくるのだからそれに合わせた食事を採るのが賢い選択なのだろう。しかし、動物性と植物性のたんぱく質とたくさんの野菜をバランスよくとることも忘れてはならないのだろう。
ところで上のトンボの写真は、最近の写真ではない。6月下旬に住宅街で垣根にとまっていたのを見つけて撮影したものだ。私は、トンボといえば秋というイメージを持っていた。だから都心の住宅街の中でこの時期にトンボがいることが珍しいと感じて撮影したものだ。しかし、本当はそうではないようだ。
調べてみたら垣根にとまっていたトンボはアキアカネという種類のようで「アキアカネが出てくるのは6月末から7月初めにかけて、ちょうど梅雨の盛りの頃なのです。」という記述を見つけた。
なんだそうなのか。世の中、勘違いや知らないことがまだまだたくさんある。人間はいつまでも謙虚でなければいけないと思う。 おしまい
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