「少子高齢化」は耳タコだが、「縮小社会・日本」といわれると改めて愕然(がくぜん)とする!~「縮小社会」という言葉が流行するきっかけになったのが昨年9月に放映されたNHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」。その内容をそっくり書籍化したのが本書だ。
戦後一貫して地方から都会へと大量に人間を吸い寄せ、富を生み出して全体を成長させてきた日本。東京・大阪などはいわば巨大なバキュームカーの役割を果たしてきたわけだ。しかし今、吸い込むもの自体がなくなろうとしている。
(日刊ゲンダイDIGITAL BOOKSより)