卑猥な話ではありません。家庭用体組成計で計測したときの話です。私は普段、家で体重を測るときは綿のパンツをはいたままヘルスメーターに乗って計測しています。しかし、ふとパンツを脱いですっぽんぽんで計測したらどうなるのだろうかと思いつきました。
私は思いつくと何でもすぐ確認したくなる質ですので即、挑戦してみました。当然、体重はパンツをはいていたときより100g減っていました。しかし、体脂肪率が1%減り、筋肉量が増え、なんということでしようか、骨量まで100g増えていたのには驚きました。
タニタの体組成計は内臓脂肪の係数が表示されますが、内臓脂肪レベル11以上(内臓脂肪の面積が100㎡で10)以上から要注意と判定されます。私は去年、機会があって内臓脂肪のCT検査を受けましたが、ぎりぎり100㎡未満でした。
しかし、タニタの体組成計で測ると内臓脂肪レベルは11.5~12位の数字になります。今回はパンツをはいたままのときは12でしたが、直後にパンツを脱いで測ったら11.5でした。
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家庭用の体組成計に誤差があるのは認識していましたが、パンツ1枚で骨量まで変わるとは思いませんでした。ネットの情報では服を着て測っても体脂肪等の値は変わらないという見解もありました。
体組組成系は微弱の電気を体内に流して脂肪が電気を通しにくく、筋肉は電気を通しやすいという性質を利用して体脂肪量や筋肉量を推測しているそうです。表示される値は年齢、体重、身長等から割り出された統計データを加味したものだそうですからあくまで参考値です。
ジムで測るときはウエアを着たまま測りますから予め設定した着衣の重さを計測値から差し引いて体重が測られます。このため体重自体、正確な値ではありません。そう考えるとジムで測った場合も誤差のある推定値に過ぎないことを今回、改めて確信しました。
ただ、家で測ったときもジムで測ったときも肥満予防のための参考値としては役立つものだろうと私は思います。ですから誤差自体を問題にしているわけではありません。
単純にパンツをはいて測ったときと脱いで計測したときでもそれなりの違いがあるという「驚き」と「発見」を世の中に報告することが今回の記事の目的です。
なぁんだと思われるかもしれませんが、どんな機械もどんな事柄も絶対などというモノなどこの世に存在しないということです。だから、どこかの国の大統領や首相が絶対にと発言したときは間違いか、ウソを言っていると思うべきです。
パンツを脱いで実験したり、物事を考えたりするだけで新しい発見があるかもしれません?思いついたら何でもいろいろ試してみるべきではないでしょうか。
ところで今回の件をネットで調べていたら私がこれまで疑問に思っていたことについて納得できる見解を発見しました。この記事も参考情報かもしれませんが、「そもそも脂肪を減らしながら筋肉を増やすのなんて現実ではありえないですからね。筋トレの役割はそこではなく、筋肉の減少を抑えるというところにあるのです」という記述が食事制限と有酸素運動、そして筋トレを続けている私の体重と筋肉量が少しづつ減少し続けているという現実に対する答えのように思いました。幸いにして心配するような体脂肪率の上昇は起きていません。
ということで、また、有酸素運動と筋トレの時間と量の配分を見直してみようと思います。
今回は「ですます」調でブログを書いていますが、意識したわけではありません。書き終わって見たら「ですます」調になっていました。軽い話題だったから自然に「ですます」調になりました。
おしまい
(追記)その後、何度か「パンツを脱いだら」実験をしてみました。その結果、当然、体重とBMIは変わりますが、体脂肪率、筋肉量、骨量、内臓脂肪レベルはパンツを脱いだ時とはいた時であまり変わらない場合もありました。一方でパンツをはいた時でも1回目の計測と2回目の計測で異なることがありました。いろいろ考えてみましたが、ヘルスメーターが100g単位ということも原因しているのかもしれません。例えば、50g未満のパンツをはいた時と50g以上のパンツをはいたときにヘルスメータはどう処理するのでしょうか。いずれにせよ、連続で同じ条件で計測しても体の水分量の微妙な変化の影響を受けるのかもしれません。まあ、そんなに悩む問題でもありませんが、ヘルスメーターの値に一喜一憂する必要はないし、誤差があるのが当たり前と再認識しました。