車のエンジンを入れるとカーナビが起動し、ラジオから音楽が流れてくることが多い。ラジオのチャネルはNHK-FMに設定したままだ。他にいい番組がないかと思ったときに他のチャネルに合わせてみることもあるが、結局、NHK-FMに戻している。
カーナビにはテレビも付いているが、テレビが見られることすら普段は忘れている。そもそも車の中でテレビを見る理由がない。普段はiPhoneをブルートゥースで接続して音楽を流しっぱなしにしている。
エンジンをかけたときにいい曲が流れているとそのままラジオ番組の音楽を聴くことがある。今日、初めて気づいたのだが、その番組はNHK-FM「歌謡スクランブル」だった。
ラジオのおしゃべり番組はうるさく感じられて私は好きになれない。車でラジオを聴くことがあるのは単にエンジンをかけるとラジオが最初に入るからに過ぎない。そして、そのまま聴き続けるときは懐かしい曲や魅力的な楽曲が流れているときだけだ。
これまでラジオで音楽が流れているときに番組名を気にしたこともなかった。今日、尾崎紀世彦の「五月のバラ」という曲が流れ、いい歌だなと思いながら家に着いてしまった。それで続きの曲も聴きたくなり、パソコンで「NHKラジオ らじる★らじる」のサイトに入って続きを聴いた。
ラジオを聴いているときに番組名を何度か聞いていたはずだが、その番組名が「「歌謡スクランブル」だということをパソコンで認識した。
子供の頃は私の家には小学校5年生になるまでテレビがなかったのでラジオを小さい頃から聴いていた。
ネットで小学校に上がる前に聴いていた「赤胴鈴之助」を調べてみたら、登場人物の千葉さゆりの声が吉永小百合になっているのでちょっと驚いた。私は子供の頃はラジオドラマが好きだった。とりわけ、森繁久彌のラジオドラマを楽しみにしていた。
受験の頃に若者に人気のあった土居まさるの「セイ!ヤング」が始まった頃から私はラジオからさよならしたように思う。私は単なる暇つぶしのおしゃべり番組が嫌いなようだ。
だから最近のテレビ番組のバラエティはほとんど見ない。毒舌ばかりのトークに飽き飽きしている。 おしまい