最近はテレビが本当につまらない。毎日、地デジとBSの番組表を見るが、見たい番組がほとんどない日が続いている。
NHKも民報もバラエティや雑学・クイズ番組のオンパレード。ドラマも見たいものが少ない。だから関心を持てそうなドラマは初回を試し録画して後日、時間のあるときに鑑賞している。
15分くらい見てつまらないものはすぐ録画を消去する。次回も見たいと思ったときだけ毎週録画の設定をする。
何も見たいものがない日はテレビを切っている。お陰で最近は本を読む時間が増えた。本を読むときは集中するために音楽も流さないようにしている。
ニュース番組は嫌いなキャスターが最近は多くなった。とりわけ、政権に媚びを売るような輩が出ているとチャネルを変えるか、テレビを切ることにしている。本音を売りにしている輩も嫌いだ。
人間、やはり謙虚が一番。
スポーツ番組も少し飽きている。野球、サッカー、相撲は興味を失ってから長い。女子バレーのワールド大会も最近は見る気が起こらない。フィギュアスケートや卓球も食傷気味だ。
最後に残ったのがテニスだ。昨年は大阪なおみに期待していたが、世界ナンバーワンになってからの彼女の行動に共感できなかった。しかし、今年のフレンチオープンの1回戦で1セット目を0-6で落としたときの彼女の姿を見て考えが変わった。
切れることなく真摯で前向きに戦っている姿に謙虚さを感じた。2セット目も追い込まれたが、何か安心して見ていられた。少し表情が曇ることはあったが、感情をコントロールしていた。だから、私はきっと勝てると思っていた。めずらしく心の中で応援していた。
そして、昨日の錦織圭のフルセットの試合もWOWOWで最後まで見ていた。彼にも謙虚さを感じた。私はあきらめない姿勢より謙虚に戦っていた姿が印象に残った。きっと絶対に勝つということではなく、勝てるかもしれないという謙虚さが彼の冷静なプレーにつながったのではないだろうか。
日本にいいところがあるとすれば、それはおもてなしのこころなどではなく、謙虚さを最後まで貫ける人々がいることではないだろうか。何か失敗をしでかしたとしても反省する謙虚な気持ちが感じられれば私は誰でも許せるように思う。
大坂なおみは短期間で格段の成長を遂げたように思う。こころの成長を祝福したい。
錦織圭はいつも変わらず謙虚だ。日本の誇れる人材だと思う。
彼らなら日本の未来を託すことができると私は思う
おしまい
(追記)
今、大坂なおみの今年のフレンチオープンが終わった。残念だが、また頑張ってほしいい!時間はうらやましいくらいある!
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