加速する高齢化の裏に潜むビッグビジネスのチャンス! 成功者はどこに注目している
少子高齢化が叫ばれて久しい。厚生労働省の統計によれば、東京五輪が開催される今年から5年後、2025年には高齢者人口は約3500万人になると見込まれており、いよいよ日本の社会が本格的に「超高齢社会」を迎えることが示唆されている。
そして、こうした話になると必ず話題に上るのが、若年層の負担増などの問題だが、視点を変えれば、私たちが経験したことのない新しい社会には新しいビジネスチャンスが転がっているという見方もできる。それに気付かせてくれるのが『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(斉藤徹/翔泳社)。本書には、少子高齢化という社会問題と向き合う上での大きなヒントが詰め込まれている。
年間で約1万5000人にも達するという認知症による行方不明者を発見するために開発された、東邦ホールディングス株式会社の「どこシル掲示板」も最新技術を活かしたシステム。個別のQRコードを対象者の衣服や帽子、杖などの持ち物に貼り付けておき、いざというときにネット上で発見情報を確認する仕組みだ。本書によれば、2019年10月現在ですでに1都22県75市町村の自治体で導入されているという。
(ダ・ヴィンチニュースより抜粋)